繋げる



火暗しを始めて約2年半が経った。
この2年半でブログを始めるのは多分これで4回目。今度こそ。

今日は朝から雨が降り、仕事が休みになった。

昼過ぎに体を起こし、冷やしていたチョコレートを噛み砕く。

猫を愛でたり、テレビを眺めたりして時間が過ぎる。

15時ごろに章吾さんから連絡がある。

 

おそらく、このブログで毎日のように登場するであろう彼を、今回だけは紹介しておく。

 

鈴木章吾 36歳。

出会いは2年半前。

火暗しを始めてすぐに、

ライブハウスで紹介される。

彼は俺の第一印象を最悪だったと語るが、俺は何一つ記憶を残していない。

つまり、そういうことだろう。

彼は出会った直後にピアノガールにベースとして加入したが、約2年で脱退。

今はピザ屋でアルバイトをしている。

俺は章吾さんにとてつもない魅力を感じる。

36歳、独身、フリーター、実家暮らし。

肩書きなど、何の役にも立たないのだな。

彼の生き様を、俺は尊敬する。

 

話を戻す。

15時に章吾さんから連絡があった。

俺はすぐに支度をして、

家の前に出る。いつも通り、缶コーヒーを美味しそうに飲む章吾さんに挨拶をし、

車で大宮のアジトへ向かった。

アジトは去年の秋頃にTシャツを作ったり、曲を作ったり、デザインの仕事をしたりするために2人で借りた、6畳一間の小汚い部屋。

ここで19時頃まで俺の音源のデザインをして、

章吾さんを山科まで送った。

 

家に帰ってからは溜まっていた事務作業を片付け、今はベッドの中にいる。

 

飼い猫のきゅうが腹の上で気持ちよさそうに寝ている。

 

猫を2匹飼ってる。

1匹目が「きゅう」

2匹目が「しらす」

 

しらすは、部屋を隅から隅まで駆け回ってる。

 

深夜2時前、雨が窓を叩く。