鳥肌の止まらない日



9/28 22:50
立川から新宿。
乗り馴れた中央線快速。
席はまばらに空いている。
今日はBABELでライブだった。
何もかも、いつも通り。
早朝に新宿へ着き、ネットカフェに入る。
リハまで時間を潰し、そして向かう。
できるだけ刺激が欲しかった。
最近一曲目にやっている白線という曲の
冒頭の歌詞を書き換える。
今夜のテーマは怒り。
誰に?決まってる。
ここのところ、ぬるま湯に浸かった自分自身の心へ落とす撃鉄。
ふと、手を差し出してみては、
次の瞬間に突き落とすような狂気。
全員に受け入れてほしかったし、
全員に分かってもらいたくなかった。
唯一無二を忘れかけた表現はこんなにも脆い。
純白の未来
空虚にて腐って行く自分との対立
言葉通り、言葉を刺す
次第に回る毒 時代を変える記録
記憶と共に消え行くリアル
希望に生き、生き続ける孤独
天は剣もペンも与えてくれたが
線はまだ未完成で劣勢
ここから先は君の力だと告げられ
そのプロセスを知らずに物語を書き殴る
最後に残されたセンスさえも点滅
赤信号を渡り抜くことが唯一の抜け道
君には分かるか?
水中から顔を上げれば苦い汁を飲まされる
報いるための矢は一本じゃ足りない
力を 自分が輝く方法を探せ