三十日闘争1/3を終えて


6月1日から「三十日闘争」と銘打ち開始した

30日間連続の路上ライブも

途中、埼玉でのライブを挟み昨日で11回を数えた。

 

仕事から帰り、風呂に入って洗濯物を干し

晩飯を食べて四条大宮に向かう。

そんな生活にも慣れてきた8日目。

6月9日。

いつものように声を向かいのビルに響かせながら

ライブをしていると背後から視線。

20代後半くらいに見えた男性は

1曲歌い終わるの待ち、話しかけてくれた。

 

「twitterで活動を知り、仕事の配達途中に立ち寄った」

 

彼は熱心に心を傾け聴いてくれた。

少しだけ、目を潤ませながら。

 

何曲か歌い終わったあと、俺たちはいろんな話をした。

彼が福岡出身であること、

社会人リーグのサッカーチームに入るため京都に来たこと、

1人だけラッパーの友達がいるということ。

 

彼は、ラッパーの友達に火暗しを紹介するよ、と言って仕事に戻っていった。

 

話は24時間後へ。

 

6月10日、9日目。

 

この日はライブを始める前から後輩のバンドがメンバー揃って見に来てくれた。

1年ぶりの再会。その時の小さな約束を確かめ、俺たちは笑った。

 

1曲目を歌い終わった頃、

目の前に現れた大柄の男性。

「"なふ"です」と名乗った彼は、

昨日の男性が僕のことを紹介してくれたラッパーだった。

 

「昨日〇〇君から話を聞いて、気になったから来た」

 

奇跡のような巡り合わせ。

そして彼は自分の曲を披露してくれた。
素晴らしい。曇りのない言葉。

 

これを、待ってた。

 

毎日同じ時間、同じ場所で続けるということ。

毎日しつこくTwitterで告知すること。

全てが繋がった気がした。
明日には吹いて飛んでしまうような関係に
甚だ飽きてしまったから。

本当にやって良かったと思っています。

見にきてくれた友達、先輩後輩、
通りすがりに僕を気にしてくれるサラリーマン
本当にありがとうございます。

今日も、行ってきます!